世の中には色々な略語が存在していますが、同じ略語でも全く異なるものも多くあるのが特徴です。
中部テレコミュニケーション株式会社は、「ctc」の略称を使って企業になりますが、最初の「c」は中部、二つ目の「t」はテレ、そして三つ目の「c」はコミュニケーションの頭文字になっているものです。
この中部テレコミュニケーション株式会社は、KDDIグループに属する企業で当グループの地域通信事業者としての役割を持ちます。
こちらの会社の公式サイトにアクセスした際に、ctcとはといったコンテンツが用意されていることがわかるのですが、そのコンテンツ内には中部地域での繋がりとICTによるイノベーションを通じて「ほっとできる毎日」、「今よりも楽しい未来」この二つに着目して両者を実現することをモットーにしていることがわかるようになっています。

ICTはインフォメーション&コミュニケーションテクノロジーを意味する略語

ここで二つ目の略語が登場しているわけですが、ICTはインフォメーション&コミュニケーションテクノロジーを意味する略語で日本語では情報通信技術などの意味を持つワードです。
通信技術を活用した、コミュニケーションを目指そうといった考え方の下に登場したのがICTであり、情報処理だけでなくインターネットなどの通信技術を活用した産業およびサービスの総称こそがこの情報通信技術すなわちICTの本来の意味および目的になっています。

世の中はネット社会であり、これを支えているものがITになるわけですが、このICTの略語にはCの前後にITの文字があることがわかります。
ITは通信や伝達などの意味を持つ言葉になるわけですが、ICTの位置づけにはITよりも通信によるコミュニケーションが重要であることが強調されているのが特徴です。
単なる情報処理だけでなくネットワーク通信を活用した情報・知識の共有を重要視しているのが特徴で、スマートフォンやIoTなどが普及したことで色々なものがネットワークに接続され繋がる、手軽に情報の伝達および共有を図ることができる環境、このような概念を持ちます。

ICTとITの違い

基本的に、ICTとITはほぼ同じような意味を持つ言葉ではあるけれども、現実的に両者は使い分けが行われていて、どのようなことを重視するのかで利用する言葉がわかるのが特徴になっているようです。
ITはハードウェアやソフトウェア・インフラやコンピューターなど技術そのものを指しますが、ICTは情報を伝達することを重視しているため、医療や教育などの中での技術の活用法、その方法論などを指しているようです。
国の省庁の中でも両者を使い分けしているようで、経済産業省は通信技術そのものを取り扱う頻度が高いためITを使いますが、総務省は情報通信産業を取り扱う頻度が高めなどからICTを使うなどの違いが存在します。

コミュファ光とは

コミュファ光は、この中部テレコミュニケーション株式会社が提供している光インターネットサービスの名称になるのですが、このサービスは最大10Gbpsの高速インターネットを実現しておりゲームや動画などをはじめ音楽配信など様々なブロードバンドコンテンツを楽しむことができる、そして今までの調査の中でお客様満足度で第一位を獲得するなどの実績もあります。
コミュファ光は10Gbpsといった高速インターネットが売りになっているわけですが、この速度は2021年の段階において世界最速と呼ばれているものですからかなり早いのだろう、このようなイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。

ただ、今までインターネットを利用しているけれども特別早いとか遅いなどと感じたことがない人にとって10Gbpsがどのくらいのスピードになるのかあまりピンと来ないケースは多いといえます。
Gbpsは、1秒間にどのくらいの容量のデータを転送可能にするのか、これを測定する際の指標になるもので、10Gbpsをバイトに換算した場合には10,737,418,240バイトになります。
日本語は1文字3バイトになるため、換算した数値を3で割ることで1秒間でダウンロード可能な量がわかります。
桁数があまりにも多いのでピンと来ない人も多いかと思われますが、ユーチューブのHD高画質の動画をDLするときには、1分あたり12MBの容量になり、高速回線でもあるコミュファ光なら853分の動画を1秒で落とすことができる速度です。
音楽用のCDは1枚あたりの容量が700MBになるので、10Gbpsであれば14枚分を1秒で読み込むなどのスピードです。

まとめ

動画コンテンツを活用することが多い人、ウェブカメラを使って相手とのコミュニケーションを図ることが多い人など、このような高速回線を使うことで動画の閲覧や映像コミュニケーションを図るときにストレスフリーになるメリットがあるわけです。
しかも、コミュファ光は有線LANや無線LANに関係なくインターネットが快適になる、しかもこのサービスは無線LANが標準提供されるなどの魅力もあります。