今や10分歩けばコンビニにたどり着けると言われるほど、あちこちに様々なブランドの店舗が数多く建てられています。
そのコンビニが取り扱う商品の中でもメジャーなものと言えば、やはりおにぎりでしょう。
ひと昔前は、自分で簡単に作れるおにぎりなんかわざわざ売ってもほとんど売れるわけないと言われていましたが、現在では手軽に美味しく食べられるおにぎりもたくさん登場して、大きな売り上げを誇っていますよね。
私も会社のお昼ご飯を買うためににコンビニをよく利用しますが、お弁当だけでは少し物足りないという時によくおにぎりを一つプラスして買います。
家では作れないような具剤のものも多く、選ぶ楽しさもあるので重宝しています。
朝ごはん替わりやレジャーに出かけるときなど、手軽にすぐ食べることができるので便利さの面でも非常におすすめです。
このように身近な存在であるおにぎりですが、そうは言っても毎日のように食べていては飽きることもあります。
一人暮らしの人や男性などは自宅であまり料理をしないことも多いですし、どんなに種類が多くてもいつかは食べ飽きるときがきてしまうものですよね。
私も独身時代はほぼ毎日これを食べていたので、例にもれず飽きてしまったことがあります。
飽きると言っても近所にコンビニは1つしかありませんでしたし、わざわざ遠出してまで買うようなものでもありません。
かと言って自分で料理を作るのも面倒だったので、なんとかおにぎりを美味しくアレンジできないかと考えました。
少しでも味や形が変われば、全く別物のように新鮮な味わいを楽しめると思ったのです。
まず最初にやってみたのは、鮭のオニギリを買ってきてお茶漬けにする事でした。
アレンジってお茶漬けか、とがっかりされる方もいるかもしれませんが、これがなかなか美味しいのです。
海苔も一緒に熱々のお茶をかけて食べると、いつものオニギリと違った風味を感じられました。
ただ、お茶漬けにしては少しあっさりしすぎているというか塩分が足りない気がしたので、コンビニで一緒に買っていたおつまみ用のスルメを入れてみました。
これが大当たりで、スルメから美味しいダシと塩分が出て鮭とうまくマッチし、非常に美味しいお茶漬けが完成したのです。
この味にすっかりハマってしまったので、その日以降1週間近く毎朝の朝ごはんはスルメ入りのオニギリ茶漬けになりました。
鮭以外にも、梅や明太子なども定番ですが非常に美味しかったです。
これをきっかけに他にもアレンジできないかと思って試してみたのが、オニギリリゾットです。
画像引用:https://matome.naver.jp/odai/2142589667952414901
リゾットと言えば西洋風の雑炊のような食べ物で、お米をスープで煮込んでチーズを垂らしたりして食べます。
濃厚な味わいが特徴でとても美味しいのですが、なかなか自分では作らないのでオニギリで似たようなものができないかチャレンジしてみました。
最初はシンプルな梅のオニギリをコンソメスープで煮込んでみたものですが、これは普通の雑炊のようになってしまってあまり理想通りにはいきませんでした。
やはり雑炊とリゾットは全く別の食べ物なので、あくまでもリゾット風にこだわっていたのです。
何種類かの組み合わせを試しては失敗したり成功したりしましたが、一番簡単で美味しく完成したのはツナマヨのオニギリです。
中にツナとマヨネーズが適度に入ったもので、これを少なめのお湯で煮込むだけで不思議と本物のリゾットのような味になったのです。
マヨネーズがうまい具合に溶け出して味がマイルドになり、オニギリっぽさもなくなって本当にリゾットのようでした。
私は海苔を一緒に入れていたのですが、より本物っぽさを求めるなら海苔は外しておいた方が良いでしょう。
チーズを足すとますます美味しくなりますし、ケチャップを足してもアクセントになって一際洋風感が出ます。
オニギリのお米は少し硬めに炊かれていますが、リゾットのお米はもっちりとしているのでしっかり煮込むのがポイントです。
これなら他に何も用意せず、ツナマヨのオニギリ一つを用意すれば良いので非常に手軽です。
夕食など食事替わりとして食べる場合はオニギリ1つでは足りないでしょうから、3つから5つくらい準備しておくと大満足できます。
このように、コンビニのオニギリはアレンジ次第によっては幅広い味や食感を楽しめるようになります。
もちろんそのまま食べても十分美味しいのですが、どうせ食べるなら飽きたと感じるより楽しみながら食べてあげたいものですよね。
取り扱っている種類が少ない店舗の場合はすぐに飽きてしまうことも多いですが、こうやって自分なりのアレンジを考えて試していけば、ありきたりな種類のオニギリでも楽しみながら味わうことができます。
これをきっかけに料理に目覚め、色々な料理を自炊できるようになる可能性もあるので、オニギリに飽きてしまった人はまず自分好みのお茶漬けを作ってみることから試してみると良いでしょう。
※当記事はコンビニのおにぎりをはじめ、食品のパッケージに携わっている朋和産業株式会社さんにも一部、情報提供いただきました
出典:朋和産業 評判